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集賢院はかつてフエの紫禁城内の東に西向で位置した官房である。内務府の南西に位置した。嗣徳元年（1848）に建てられた。経筵（御進講）する講官のための官房で、講官が2名、経筵日講官が6名、起居註が12名、筆帖式が4名いたが、廃止された（『大南一統志』巻之1、京師、官署、集賢院）。
集賢院同様に内務府の南西に位置した官房に侍衛処がある。侍衛処は集賢院の南に西向で位置した。紹治4年（1844）に建てられた。この侍衛処は文武の大臣が任命され、皇帝の生活に関する庶務を担当したらしいが、後に廃止された（『大南一統志』巻之1、京師、官署、侍衛処）。
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